不倫相手の妻から慰謝料を請求されたが、協議の結果、請求額の4割を減額して示談が成立した事案【大阪梅田】

相談に来たきっかけ

仕事の関係者の男性と不倫関係になったところ、それが男性の妻に知られ、高額な慰謝料を請求された。

事案の概要

仕事の関係者の男性が既婚者であることを知りながら、男女の関係になってしまった。不倫関係になってまもなく男性の妻に知られてしまい、妻から高額な慰謝料を請求する手紙が届いた。

解決内容

弁護士が代理人となって、妻と交渉を開始。不倫に至る経緯(男性のほうから誘った)、不倫関係は短期間で解消されたことなどの事情を踏まえると、請求額は高すぎると主張。途中で妻側にも代理人弁護士がついたが、結局、当初の請求額の4割を減額する内容で示談が成立。

解決のポイント

不倫の慰謝料の金額は、裁判になった場合、不倫関係がどのようにして始まったか(どちらが積極的に誘ったかなど)、不倫関係が続いた期間の長さ、不倫相手との性交渉の回数、不倫によって夫婦の関係は最終的にどうなったか(離婚したか、元のサヤに収まったか)などの具体的な事情を考慮して決定されます。

本件では、当初、妻側から高額な解決金を要求されていましたが、上記のような具体的な事情を考慮すると、たとえ裁判になったとしても高額な慰謝料が認められる可能性は低いと考え、慰謝料を支払うこと自体には応じつつ、請求額は高すぎると主張して、妥当な金額について交渉を続けました。

最終的には、裁判に至ることなく、請求額を大幅に減額した内容で示談を成立させることができました。

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